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米国 バングラデシュに注目
2021年11月21日
アメリカ合衆国もバングラデシュの経済成長を見て、投資に前向きなようです。記事では安全保障面に関する内容が多いですが、バングラデシュの人口の多さと、経済成長に注目し始めていることは間違いないようです。
バングラデシュには、まだマクドナルドもスターバッスクもアップルストアもありませんが、近い将来進出して来るかも知れませんね。
以下に記事全文の翻訳を書きましたので、興味がある方は続けてお読みいただければと思います。
翻訳は、素人の私が独学で行っていますので間違いがありましたらご容赦ください。
記事全文リンク 米国 バングラデシュに注目
2021.11.21 THE DAIRY STAR
記事全文の翻訳
米国の政府高官は、バングラデシュとの関係のついて、今までの古い考えから遠ざかり、経済と安全保障の面で重要性が増していることを明らかなバングラデシュと今後50年の新しい関係を築くことを目指していると述べました。
ケーリー・ケイダーリング大使は、バングラデシュは伝統的に衣料品生産と貧しい後発途上国として知られているが、現在のバングラデシュは、経済は活気に満ちており、国連平和維持活動の観点からも世界の安全に大きく貢献している国家であるとの認識を持っていると述べました。
バングラデシュはインド洋沿岸に沿って横行する人身売買や麻薬販売といった国際的な犯罪について監視を続けておりグローバルセキュリティとして重要な国である。
南アジア、中央アジア バングラデシュ・ブータン・モルディブ・ネパール・スリランカ担当の南アジア中央アジア事務局副補佐官でもあるケイダーリングは、バングラデシュが、国際的なサイバー世界にソフトウェアを提供していることからも米国がバングラデシュと交流することは重要であると述べています。
我々は「バングラデシュとの将来の関係に興奮している」とケイダーリングは水曜日の独占インタビューでデイリースターに語った。
彼女は3日間の訪問の後、木曜日にダッカを去り、その間インド洋リム協会の閣僚会合に参加し、首相の民間産業・投資顧問サルマン・F・ラーマンを含むバングラデシュ政府当局者、そして市民社会や宗教間の指導者と会談を行いました。
その中で彼女はバイデン政権は南アジア5ヵ国をインドと分離して米国との関係を深めることを国務省内で決定したと述べ、この5ヶ国との関係がインドとの関係で迷走することのないようにバングラデシュでの経験と専門知識で、バングラデシュ及び他の南アジア諸国と米国の関係を統括していくと述べています。
米国は安全を望んでいるがセキュリティの構築と拡大なしに21世紀の安全は望めない。そこで、世界中に平和維持部隊を派遣いているバングラデシュに知識と設備を提供しようと彼女は語りました。
アメリカのインド太平洋戦略と最近の安全保障協定-AUKUS-については米国・英国・オーストラリア間で海洋安全保障に懸念を持ちながら策定されました。
また彼女はバングラデシュのような国が密売品や人身、武器、麻薬を運ぶ船舶の海洋領域に関する情報を持ち、違法な船を拘束し海上領域をパトロールする主権を持つことを米国が保障したいと付け加えました。
経済面では、バングラデシュは人口が多く新興市場を持つ国であり米国はここから多くを輸入しています。バングラデシュへの輸出と投資も推進したいと考えています。
米国企業はバングラデシュで輸出や投資を行うことができます。衣料業界だけではなく浚渫企業もバングラデシュへの投資に興味を持っています。
ケイダーリングはまた、バングラデシュ当局者との会談で、民主主義、人権、平等、労働者権利の促進について「アメリカ人は基本的な価値である自由と民主主義、人権のために闘ってきた」と彼女は語った。
肝心なのは、私たちはビジネスを通してお金を稼ぐことが主なことではないのです。 アメリカ外交は民主主義を守り、促進することを望んでいます。
記事リンクThe Daily Star