7月の国際収支は黒字に

バングラデシュの国際収支昨年の赤字から一転黒字へ

7月のバングラデシュの国際収支は、11億2700万ドルと昨年同月の7700万ドルの赤字か一転、大幅黒字となりました。

バングラデシュの会計期間は、7月から6月ですが、昨年の赤字かたなぜ今年は黒字なのか、現地のインターネット新聞『The Daily Star』の記事から説明します。

今回の国際収支黒字の要因は、輸入が減少して輸出と国外からの送金が増加したためです。(バングラデシュでは、多くの人が国外に働きに出ており、その人達の送金がバングラデシュの成長を支えています。)

輸入を見てみると、昨年は48億5500万ドルでしたが、今年は39億1200万ドルに減っています。原因は、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響で国内消費が戻ってなく、国内在庫がまだ消費されていないものと考えられます。

輸出の方は、昨年の37億9400万ドルから今年は38億2600万ドルと少し増加していますが、国際収支の黒字化については、それほど影響を与えていないようです。

今回の国際収支の黒字に貢献したのが、国外からの送金です。今年の7月は26億ドルと、昨年の15億9800万ドルから約10億ドル増加しています。

その結果、国の当座預金の残高は昨年のマイナス1億8000万ドルから今年は19億6500万ドルと大きく増加しています。

一方で、貯蓄と投資のバランスを考えてみると、輸出や国外に出て稼いだ資金が国内で、活かされていない、つまり国内の消費や投資に回せていないと言えます。

https://www.thedailystar.net/business/news/bop-returns-black-1959381

まとめ バングラデシュは大丈夫!

バングラデシュは、まだ数年前に最貧国を脱したばかりでこれから成長しようとしている国です。

経済成長も、内需主導で進んでいてインフラ環境をはじめ、国民の生活レベルなども他国に比べると、まだまだ遅れています。

そのような状況下で、今回発生したパンデミックは、大きな影響を与えてしましました。

元の成長軌道に戻るには、世界状況と合わせてみても時間を要すると思われます。

しかし、バングラデシュはアジア諸国では、残り少ない投資魅力が国であることには変わりなく、主要産業のアパレル製造は、海外からの注文も戻って来ておりバングラデシュの産業を支え続けています。

また、世界銀行やアジア開発銀行そして日本も積極的に支援を続けています。そして何よりバングラデシュの人々は、真面目で仕事に対しての集中力もあります。

この国の成長は、今までと変わりなく明るい未来があると思っています。